いつも時間に追われていた私が時間を味方につけるようになったきっかけは「週に1回、その週やったことを振り返る」ようになったのがきっかけでした。
それまでも毎日日記を書き続けていましたが、定期的に何をしたかな?と日常を振り返ることは無くその日にあったことを日記として記録をつけていくだけの単純な作業となっていました。
そこから一歩踏み出して、「今週は何が出来ただろう」とできたことを重ねていくことで「ちゃんと生きてる!」「実はこんなにやっていてえらい!」と自己肯定感が上がっていきました。
私はメモを取ったり、記録したりするのが大好きでこれまでに様々なノート術や記録術を試してきました。3行日記や感謝日記、モーニングページにマイノート、バレットジャーナルにPDCA手帳術など数えきれないほどのノート術、手帳術を試してきました。
しかし、それらのノート術は一時的には効果がありましたが継続的に生活を改善し安定させてくれるものではなかったように思います。
私が試していたノート術はその瞬間瞬間をいかに鮮明に切り取るかを重視していたり、目の前の作業やこれから未来で起こるタスクを効率的にしてくれることはありましたが、生活の基盤をどっしり支えてくれるのとは少し色が違ったように思います。
またその当時、私はこれまでの人生で経験したことのなかった「育児・赤ちゃんの命を繋いでいく」という新しいミッションに直面しており、これまでの人生で学習してきた有効だったこと、役に立っていたこと、こうすればなんとかなる!ということが全く役に立たないという新たな人生のフレーズにとても驚いていました。
産後、体力もない、慢性的に疲れている、子どもからは目が離せない・・・。まるで何か悪いことをして牢獄にでも入れられているかのような、そんな子ども主体の自主性のない毎日を送っていました。第一子ということもあり、育児本や周りの人の声を真面目に受け止めすぎて自分で自分に厳しくしてしまっていたんだろうなぁと今では分かりますが当時は本当に文字通り「必死」でした。
そんな私を救ってくれたのが「そういえば先週こんな時ははどうだったけ?」という振り返りです。先週やったこと、先週起きたことをパラパラと日記を振り返ってみるとたいてい同じようなことが起きていることに気付きました。「なんだ、先週やってるじゃん!」という発見が気持ちを楽にしてくれました。
そうか、何事もやったら終わりではなく振り返ることが大事なんだ!とこの時気付きました。
振り返りをすることで、私は「できていないこと」ばかりを数えて自分を責めるのではなく、「できたこと」「積み重ねてきたこと」に目を向けられるようになりました。すると、ほんの数分のスキマ時間にやった小さな行動が、実は大きな成果につながっていることに気づけたのです。
それ以来、私はスキマ時間を「足りない時間」ではなく、「未来をつくるための大切な時間」として捉えるようになりました。
5分でも10分でも、積み重ねれば必ず人生は変わる。その確信が、今の私を支えています。
この本では、そんな私の実体験をベースに、忙しい日々の中でも無理なく実践できる「スキマ時間の使い方」や「振り返りの方法」を紹介していきます。読んでくださるあなたが、時間に追われる毎日から少しずつ抜け出し、時間を味方につけられるようになることを願っています。

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#100日連続投稿チャレンジ29日目
※この原稿は、今後刊行予定の書籍『スキマ時間でできる!わたし時間のつくりかた(仮)』に収録予定です